交通事故防止 意識向上訴え 鳥取砂丘コナン空港に城北高書道部作品展示

 鳥取市の鳥取砂丘コナン空港コナンホールに、鳥取城北高書道部による交通安全啓発の書道作品が展示されている。中央に赤い墨で「命」と大書した力強くてぬくもりのある作品が、空港利用者に交通安全への意識向上を訴えている。3月16日まで。

 書道作品展示は、鳥取県交通対策協議会の年間運動である「横断歩道ストップキャンペーン」の一環として実施。2023年書道パフォーマンス甲子園で優勝した同高書道部が作品を寄贈した。作品は県内各地で展示され、同空港での展示が最後となる。

 作品は縦4メートル、横6メートルの大作。人を思うことの大切さや、その思いが共感し合って交通事故のない優しい社会に変わっていくことへの願いが込められた。

 日本自動車連盟(JAF)の調査では、信号機のない横断歩道で歩行者のために一時停止する鳥取県内の車の割合(一時停止率)は全国平均を下回る状況が続いていたが、啓発活動の展開などにより、23年は50・0%(全国平均45・1%)と改善している。(福谷二月)

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