一緒に旅を楽しもう! サンドの日(3月10日)にラッピング列車出発式

 

 「サンドの日」の3月10日、人気ゲームのポケットモンスターシリーズに登場する砂地を好むキャラクター「サンド」と雪山に住む「アローラサンド」がデザインされたラッピング列車の運行がJR山陰線などで始まった。鳥取市のJR鳥取駅で出発式があり、かわいらしい新車両がホームに到着すると、駆けつけた多くの家族連れらから大きな歓声と拍手が起こった。

 ラッピング列車はキハ47系の2両編成。外装は1両が鳥取砂丘とサンド、もう1両が冬の国立公園大山とアローラサンドを中心にデザインされている。内装にはさまざまな表情を見せる両者がドアや座席近くなど至る所に配置されており、乗車後も一緒に旅を楽しむことができる。

 乗客らは早速こだわりの内外装を観賞し、写真撮影などを楽しんだ。サンドのぬいぐるみを手に乗車した鳥取県岩美町浦富の西村優人君(7)は「いろんなところに大好きなサンドがいてうれしい」と笑顔を見せた。

 出発式に出席した平井伸治鳥取県知事は「サンサンド(さんさんと)輝く太陽の下で見事にスタートできた。ぜひ新しい列車、ごサンドう(賛同)ください」としゃれを交えて利用を呼びかけた。

 ラッピング列車は2028年3月末まで運用する予定で、区間は山陰線(米子-豊岡)と因美線(鳥取-那岐)。運行計画は県のホームページで確認できる。

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