人間の集団はなくならない 古賀誠元自民党幹事長

首相は国民と議論する覚悟を「さまよう民主主義」(3)派閥の功罪

  •  派閥の功罪についてインタビューに答える元自民党幹事長の古賀誠氏。「僕のような経歴の者が国政に参加できたのは派閥があったから。全否定するより、いいところを生かしていくことが大事」
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  •  「政治とカネ」を巡りインタビューに答える元自民党幹事長の古賀誠氏。「金の問題は難しい。過去をしっかり反省して、政治にはどれだけお金をかけるべきなのか、国民的な議論が必要」
  •  岸田首相は2024年1月18日、岸田派解散について記者団に「検討している。政治の信頼回復に資するなら考えなければならない」と首相官邸で語った。
  •  「政治家はこの国をどうしていくか政策論が必要。それには言葉が一番大事です。その言葉には責任と覚悟がないと駄目。それがないと無用な権力闘争を引き起こします」と話す元自民党幹事長の古賀誠氏

 岸田文雄首相が流れをつくった自民党の派閥解散が、党大会で正式決定された。日本の戦後民主主義は、「政治とカネ」問題が起きるたびに揺らいできたが、多くは派閥が舞台になった。岸田首相ら5人の宰相を生んだ宏...

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