江府町長に白石氏が3選

 任期満了に伴う鳥取県江府町長選は21日投開票され、無所属現職の白石祐治氏(64)が無所属新人の末次美喜枝氏(74)を204票差で破り、3選を果たした。16年ぶりの選挙戦となり、投票率は67・18%だった。

 投票総数1517票のうち、白石氏の得票は844票▽末次氏640票―。無効は33票だった。

 白石氏は3月の町議会で立候補を表明。2期8年の実績をアピールするとともに、「ともに未来へ」をスローガンに掲げ、子育て支援や地域医療の充実、関係人口や定住人口の増加などを訴え支持を集めた。

 無投票阻止を掲げて6月に立候補を表明した末次氏は「高齢者が元気に暮らせる町」を訴え、農業振興や老人クラブなどへの補助の充実を主張。白石町政の批判票の取り込みも狙ったが、及ばなかった。

 当日有権者数は2258人(男1054人、女1204人)。
 

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