ニーズ捉え、長期を視野に

目や呼吸合わせて心のケア 被災者に寄り添う演劇人

  •  熊本地震で避難所となった熊本市内の公民館で、高齢男性の話に耳を傾ける松岡優子さん(右から2人目)
  •  「経験や情報を伝え、活用してもらう演劇人のキーマンを、各都道府県に1人はつくりたい」と話す野々下孝さん
  •  東日本大震災の被災者に実践した「夜眠るための体ほぐし」を、関西の演劇人らにレクチャーする野々下孝さん(右)

 地震などの大規模災害後、避難所や仮設住宅での生活が長引くと気持ちもふさがりがちに。そうした被災者に寄り添おうと演劇人が連携し、スキルを生かした心のケアなどに力を入れている。

 1995年の阪神大震災の...

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