鳥取市は26日、オープンスペースとして整備を進める市役所旧庁舎跡地について、2024年秋ごろに着工し、25年度中に利用を開始するスケジュールを発表した。完成後のイメージ図も初めて示した。市議会6月定例会に関連費用を盛り込んだ補正予算案を提案する。
24年夏ごろに施工業者の入札と契約を行い、秋ごろから25年度後半にかけて工事する。25年度末までの利用開始を目指す。
旧庁舎跡地(7969平方メートル)には、ベンチやあずまやなどを設置した「緑地広場」と「イベント広場」「駐車場」を整備する。初公開された完成後のイメージ図には、開放的なデザインのあずまやなどが描かれている。
市政策企画課の上田貴洋課長は「街中のにぎわい創出に寄与したい。市民の期待に応えられるようしっかり準備を進めたい」と話した。