【塩沼亮潤さん】大阿闍梨でも修行、人生を「ぼちぼち登る」

先見えぬ時代に足元見つめ、道端のミミズを救う

  •  千日回峰行を成し遂げた後、仙台市で一から建立した慈眼寺に立つ塩沼亮潤さん
  •  9年がかりで大峯千日回峰行を達成した塩沼亮潤さん=1999年9月、奈良県吉野町
  •  「自分の言葉を上手に伝えられるようになった時、ラジオと出合いました」と語る塩沼亮潤さん=仙台市太白区の慈眼寺
  •  塩沼亮潤さんが一から建立した慈眼寺=仙台市太白区
  •  塩沼亮潤さん

 「今日も明るく元気に行ってらっしゃい!」―。平日朝、ラジオから親しみの湧く声が流れてくる。声の主は僧侶の塩沼亮潤さん(56)。1日48キロの山道を千日間歩く荒行「大峯千日回峰行」を成し遂げた大阿闍梨...

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