泥の感触楽しみ田植え 琴浦であぐりキッズスクール

 JA鳥取中央(上本武組合長)が管内の小学生を対象に開く農業体験学習「あぐりキッズスクール」(新日本海新聞社特別後援)が11日、琴浦町内の水田で繰り広げられた。参加した親子らは、田んぼの泥の感触を楽しみながら一つ一つ丁寧に苗を植えた。

 田植えには、湯梨浜・北栄・琴浦クラスの小学3~6年生と保護者ら計29人が参加。同JA青壮年部琴浦支部が管理する10アールの田んぼにもち米の苗を手植えした。子どもたちは裸足で田んぼの中に入ると、目印にひかれたロープに沿って一列に並び、間隔を空けながら苗を植え込んでいった。

 羽合小3年の松村音和さん(8)は「田植えをするのは今回で2回目。丈夫で立派なお米に育ってほしい」と笑顔で話した。

 同クラスでは、10月に稲刈りとはでかけを行い、11月に収穫したもち米を調理して食べる。

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