「目指せ!ごみゼロ 新伯耆国クリーン大作戦」(新日本海新聞社主催、弓ケ浜サイクリングコースきれいに守り隊共催)が18日、米子市の白砂青松の弓ケ浜サイクリングコース周辺の海岸で開催された。市民や園児ら約450人がボランティアで清掃活動を行い、きれいになった海岸で達成感を分かち合った。
美保湾を望む美しい景観を守り継ぐとともに、環境問題への意識や郷土愛を育もうと、新日本海新聞社西部本社設立40周年を記念して昨年から実施。皆生漁港周辺とかいけ心正こども園周辺の2班に分かれ、約2キロにわたり海岸線を清掃した。
漁港側の出発式では、沢田圭太郎西部本社総局長が「県内外に誇る美しい海岸線をきれいにしていきたい」とあいさつ。参加者は快晴の下、砂浜やサイクリングコース周辺に散らばったペットボトルや発泡スチロール、ロープなどのごみを一つ一つ拾い集めて汗を流した。約1時間の活動により、2班で可燃ごみ約320袋、不燃ごみ約110袋を回収した。
親子で参加した淀江小2年の野津早希子さん(7)は「暑くて疲れたけど、小さなごみを見つけるのを頑張った。海にごみとかを捨てないようにしたい」と誓った。