「棚が倒れて下敷きになっていたら…」揺れに耐え、ゆがんだ突っ張り棒

能登地震で被災して気付いた失敗

  •  テレビが落下し、グラスやプラモデルが散乱した室内(石野正彦さん提供)
  •  突っ張り棒の1本が吹っ飛び、もう1本でなんとか倒壊を免れた本棚(石野正彦さん提供)
  •  根元からゆがんだ突っ張り棒(石野正彦さん提供)
  •  突っ張り棒の誤った設置イメージ(左)と正しい設置イメージ(平安伸銅工業提供)
  •  「ねじを回してポールに穴を開けて長さを固定するタイプの突っ張り棒の方が安全性が高い」と話す平安伸銅工業の上田隆久さん=5月16日、大阪市

 2024年1月1日に起きた能登半島地震。新潟県上越市の石野正彦さんは高台にある木造一戸建ての自宅1階の居間で長くて大きな揺れに襲われた。石野さんは上越教育大の元教授で、地震発生時は執筆の仕事をしてい...

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