境港産マグロ 試食振る舞う 三越銀座店で即売会 ブロック切り実演も

 全国有数の水揚げ量を誇る境港産クロマグロの特別即売会が7日、東京・銀座の三越銀座店の食品売り場で行われた。試食販売もあり、脂がのった旬のマグロを多くの人が買い求めた。

 境港市、境港水産振興協会などでつくる境港天然本マグロPR推進協議会と鳥取県が主催。首都圏の百貨店を中心に鮮魚店を展開する「吉川水産」(東京・世田谷区)が協力した。

 販売されたのは捕獲から一度も冷凍されていない天然マグロの赤身やトロ。マグロのかぶり物姿の同協議会職員らの呼びかけで売り場前には多くの人が集まり、100キロ級のマグロから取られたという約40キロのブロックが「柵」に切り分けられる様子を見物した。

 その場で一口大の赤身やトロが計約100食分振る舞われた。味に納得した来店客たちは、通常の半額以下の価格で提供された切り身を次々と購入。30分ほどでほとんど売り切れた。

 吉川水産銀座店の岡部悠人店長は「境港のマグロは年々良くなっている。売る側としても値段込みで喜んでもらえるので売り込みやすい」と話した。

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