初夏に彩り添え 県花菖蒲協会が展示会 鳥取

 初夏の季節に彩りを添えるハナショウブの展示会が18日、鳥取市天神町の鳥取産業体育館で始まり、紫や赤、白、水色など優雅で色とりどりの花が市民らを楽しませている。19日まで。

 鳥取県花菖蒲協会(山根博充代表)の会員たちが丹精込めて育てた肥後系を中心に江戸系、伊勢系など約50鉢を展示。花が豪華で絢爛(けんらん)な肥後系や立ち姿が美しい江戸系の気品あるたたずまいに、訪れた女性は「色鮮やかで美しい立ち姿に心が安らぐ」とうっとり。

 今年は昨年の猛暑や春先の低温の影響で花付きや開花のバランスが悪く苦労したという。だが、夏本番を思わせるこのところの陽気で昨年より1週間ほど開花が早まり、見頃は今週末まで。山根代表は「江戸時代から愛された日本の伝統的な花。清涼感のあるハナショウブを楽しんでもらえたら」と話している。

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