色あせない技術魅了 「オールドノリタケ」展示販売会 米子天満屋

 明治~戦前昭和の輸出用西洋古陶磁器「オールドノリタケ」を集めた展示販売会が19日、米子市西福原2丁目の米子天満屋・美術画廊で始まった。1世紀の時代を経ても色あせることない約80点が来場者の視線を集めている。7月1日まで。

 製品は主に米国へ実用品として輸出され、日本に“里帰り”した品々が多くの愛好家を魅了している。

 会場には立体的な装飾技法「盛り上げ」を施した花器や、24金で模様を描く「金彩」仕上げのボウルなど多様な品々を紹介。相手国の注文書に基づきすべて手作業で仕上げた当時の職人たちの繊細な技術を今に伝えている。販売担当者は「今の時代でも楽しめる作品ばかりで、山陰でこれだけの点数を見られるのは貴重な機会」と来店を呼びかけている。

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