仏スター、ジャンポール・ベルモンドの魅力堪能して 新宿武蔵野館などで傑作選企画の江戸木純さん

  •  江戸木純さん
  •  映画「レ・ミゼラブル」の一場面((C)1994/LES FILMS 13―TF1 FILMS Production.All Rights Reserved)
  •  映画「ライオンと呼ばれた男」の一場面((C)1988/Les Films 13―STUDIOCANAL―TF1 Films Production―Stallion Film Und Fernseh Produktiongesellschaft―Gerhard Schm Film Script.All Rights Reserved)
  •  映画「おかしなおかしな大冒険」の一場面((C)1973/STUDIOCANAL―Nicolas Lebovici―Oceania Produzioni Internazionali Cinematografiche S.R.L.All Rights Reserved)

 映画「勝手にしやがれ」などで知られるフランスの国民的スターの代表作をリバイバル上映する「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選 GRAND FINALE」が、6月28日の東京・新宿武蔵野館などを皮切りに、全国の映画館で開かれる。

 2020年から開催されているイベント上映の第4弾。企画した映画配給会社エデン代表の江戸木純さんは「希代の名優の魅力をスクリーンで堪能してほしい」と話す。

 体を張ったアクションと、コメディーからシリアスまでこなす演技力で、ジャッキー・チェンやスティーブン・スピルバーグなど、世界中の映画人に影響を与えてきたジャンポール・ベルモンド。ただ、その人気ゆえに権利取得が難しくなり「日本では見る機会が限られてしまった」という。

 過去3回の「傑作選」では計20本の主演作を紹介し、映画ファンの話題を集めた。集大成となる今回の目玉は「おかしなおかしな大冒険」「ライオンと呼ばれた男」「レ・ミゼラブル」の3作。いずれも配信やDVDでは見られない「幻の傑作」だ。21年にこの世を去ったベルモンドの功績を振り返る上でも「絶対に外せない作品です」。

 江戸木さんは、インド映画「ムトゥ 踊るマハラジ...

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