極実スイカに太鼓判 生産者ら倉吉市長に贈呈

 本格的な出荷シーズンを迎えている倉吉市の高級ブランドスイカ「極実(ごくみ)スイカ」をPRするため、生産者らが21日、倉吉市役所を訪れ、広田一恭市長にスイカを贈呈した。早速、試食した広田市長は「甘くて食感もばっちり」と出来栄えに太鼓判を押した。

 JA鳥取中央倉吉スイカ生産部の岸本健志部会長が、20日の東京市場での初売りで1玉に過去最高となる30万円の値が付いたと報告。「梅雨入りが遅れていた分、余分な水分を含まずに過去最高の糖度に仕上がった。ぜひトップセールを」と要請し、スイカ4玉を贈った。広田市長は「30万円はすごい価値。後継者も順調に増えており、皆さんに喜んでもらえる」とさらなるブランドの発展に期待した。

 同JAによると、今季は18戸、約6・2ヘクタールで栽培。関東を中心に7月10日ごろまでに約4万3千玉を出荷し、8400万円の販売高を見込んでいる。

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