ＮＰＯ法人「はなとたね」（河上美穂代表）は２２日、親子で野鳥のための巣箱などを作る木工イベントを鳥取市中砂見のトリノス神戸（旧神戸小学校）で開いた。完成した巣箱の一部を建物裏の森に設置した。
自然散策やクラフトを通じて森の遊び方、大切さ、楽しみ方を伝えたいと、県の豊かな森づくり協働税を活用して開催。７組１５人の親子らが参加し、１組ずつ鳥の巣箱や輪ゴム鉄砲などを作った。初めて木工に挑戦した久賀碧子（ひさがあこ）ちゃん（４）は「くぎとんとんが楽しかった。かわいい鳥さんが入ってほしい」と野鳥がすみ着くのを楽しみにしている様子だった。
今後、トリノス神戸を利用したフリースクールなどで巣箱に来る野鳥を観察する予定。河上代表は「自然と関わるきっかけになれば。鳥さんが来てくれるのを楽しみに感じてほしい」と話した。
