新型やくもでラッピング 米子市周辺走るタクシーに 15日以降運行スタート

 特急やくもの新型車両273系のラッピングタクシーが15日以降、米子市内を中心に運行開始する。当初、JR西日本と日南町、木次線沿線の自治体などでつくる同線利活用推進協議会が7日に運行開始する生山駅(同町)と出雲横田駅(島根県奥出雲町)をつなぐツアーで使用する連絡タクシー「たったら~号」に使用する予定だったが変更した。同市内の観光などに利用してもらう狙い。

 ラッピングタクシーは1台で、皆生タクシー(同市旗ケ崎)が運行する。カラーリングは、たたら製鉄の炎など伯備線沿線の風景や歴史を表現した「やくもブロンズ」。15日以降、準備でき次第、運行開始する。

 また、伯備線で273系と、木次線で観光列車あめつちが運行開始したことを受けて企画した「簸上タクシー」(奥出雲町)の「たったら~号」には、やくもとあめつちの車両をデザインしたマグネットシートを貼る。

 「たったら~号」の運行日は8日を除く11月までの日、月曜のうち、あめつちが運行する16日間。生山駅午前11時発、出雲横田駅同11時40分着のコースと、出雲横田駅正午発でたたらの歴史資料館「絲原記念館」(奥出雲町)などを巡って生山駅着の4時間の二通りのコースの計3コースを設定している。

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