鮮やか大輪、優雅 鹿野のハス園

 西日本最大級のハスの里づくりを目指す鳥取市鹿野町の広大なハス園で、世界中の多様なハスが大輪の花を咲かせている。

 2007年に鳥取大農学部から遺伝子研究用に栽培していた世界中のハスを譲り受けたのがきっかけで、地域活性化団体「鹿野心のふるさとづくり委員会」(原幸雄会長)が中心となって育成管理を手がけ、来場者が歩きやすいように整備している。

 ハス園は、鹿野町総合支所前と鳥の劇場の北側付近の2カ所で、このうち町総合支所前のハス園ではピンクや白の花が咲きそろった。写真が趣味という鳥取市の女性は「毎年来ているがいつ来ても立派。鹿野にはいいところがいっぱいある」と話した。

 15日には「城下町しかのぶらり蓮ウォーク」と併せ、町総合支所を会場に「蓮フェスタ」も開催。地元の特産品販売や青谷高生が発案した、ハスアイスやハスのパウンドケーキも販売する。

 見頃は7月下旬までで、色鮮やかに咲くハスを楽しむことができる。路上駐車はできないため、関係者は町総合支所の駐車場の利用を呼びかけている。

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