17万人救ったカテーテル

開発きっかけは心臓病抱える娘への思い

  •  筒井宣政さんが見つめる、次女佳美さんの生前の写真=7月3日、名古屋市
  •  取材に応じる医療機器メーカー「東海メディカルプロダクツ」会長の筒井宣政さん=7月3日、名古屋市
  •  1989年に発売された国産初のIABP用カテーテル(東海メディカルプロダクツ提供)

 心臓病を抱える娘を救いたい―。46年前、医療に関しては全くの素人ながら、その一心で人工心臓の研究を始めた父親がいた。その試みを一度断念するが、後に17万人の命を救うカテーテルの製品化につながる。そん...

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