ボッチャに一喜一憂 智頭小でパリ・パラ正式競技体験

ユニバーサルスポーツ学ぶ 交流通し障害の理解深める

 パリ・パラリンピックの正式競技「ボッチャ」の体験教室が11日、智頭町智頭の智頭小で開かれた。4年生41人がプレーを通して、障害や年齢などにかかわらず誰でも楽しめるユニバーサルスポーツへの理解を深めた。

 

 体験教室はスポーツ交流を通じて障害者への正しい認識や理解を深めるとともに、人権意識の向上を図ろうと鳥取県人権教育課が企画した。

 ルール説明の後、4グループに分かれて対戦した児童らは、1球投げる度に「ナイス」「少し外れたね」などと一喜一憂しながら楽しんだ。最後に代表児童6人が、指導に当たった鳥取県ボッチャ協会の上野柊斗選手(28)と対戦。児童が作戦を練りながら果敢に挑む様子に、会場は応援の歓声に包まれた。

 参加した山本楓奈さん(9)は「上野選手が強くて驚いた。また挑戦したい」と笑顔を見せた。上野選手は「ボッチャの魅力を通して、支え合いや歩み寄る大切さを学んでほしい」と話した。

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