ドローン体験通し建設業の魅力学ぶ 若桜学園で出前授業

 鳥取県建設分野担い手確保・育成連携協議会は18日、建設業の魅力を発信する出前授業を若桜町の若桜学園で開いた。9年生8人が講義とドローン体験を通じて、建設業の仕事の面白さの一端に触れた。

 建設業の人材不足に対応するため、建設系専門高以外の小中学校でも行っている。同校では昨年度に続き2度目の開催。

 講義では、土木支援会社「インフラ・ラボ」(福岡市)社長で技術士の松永昭吾氏が講師を務め、今の職を選んだきっかけ、仕事の体験談などを話し、「『助けてあげたい』という気持ちをものづくりに変えられる。建設は優しさをかたちにする仕事」とアピールした。その後、「中一建設」(若桜町)の協力でドローンの操作を体験。生徒たちは自由自在に飛ぶドローンに歓声を上げた。

 授業を受けた中島果暖さんは「日本の技術は、国内だけでなく外国でも活躍できるものと知り、すごいと感じた」と感想を述べた。

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