大山山麓にあるアウトドア体験施設「DAISEN RESORT 沢田ベース」(伯耆町岩立)を運営するTOMONARI(米子市)は、大山観光の名物にしようと、新たに宿泊用のユニットハウス「大山たまごルーム」の導入を計画している。周囲の豊かな自然になじむ楕円形の宿泊棟を新たな名物にし、天候を気にすることなくキャンプを楽しめる環境を整える狙いだ。
同施設では、宿泊用にテントを使用しているが、雨や風が強い日は損壊の心配があった。天候に左右されずにキャンプを楽しんでもらいたいと、楕円形のユニットハウス「大山たまごルーム」の導入を計画した。
ユニットハウスには、テレビや直径2メートルのベッド、エアコン、トイレなどを備える。強い風雨にも耐えうる宿泊棟を設置することで、利用者が安心して滞在できる環境を整える。
導入に向け、地域特化型クラウドファンディング「とり★ドリ(とっとり★ドリーム)」で寄付を募っている。目標額は200万で、8月2日午後11時まで受け付ける。
同社の焦学智社長は「天候にかかわらず、非日常感を味わえる大山たまごルームを新たな名物にして、大山観光の振興につなげたい」と寄付を呼びかけている。