三朝町の三朝温泉をPRするマスコットキャラクター「湯けむり怪獣 ミササラドン」グッズの売れ行きが好調だ。昨年4月から町商工会青年部が本格的に販売を始め、売り上げは50万円を突破。新藤俊貴部長は「グッズ販売を通じて、三朝温泉をできるだけ多くの人に宣伝したい」と意気込んでいる。
同温泉の情報発信や同青年部単会での収益事業づくりを目的に、2022年度から商品開発に着手。それまでは同商工会が製作した手ぬぐいとハンドタオルのみを販売していたが、エコバッグやタンブラー、腹巻きなど新たに6商品を加え、計8種類に増やした。
グッズは同温泉街の旅館や土産物店、観光案内所などで販売しているほか、町内イベントでの景品として活用されたことも奏功して順調に売り上げを伸ばしている。今後、取扱店舗の拡大や新たな商品開発にも取り組む予定だ。
新藤部長は「『とりあえずやってみよう』という気持ちで始めたので、ここまでの売り上げは期待していなかった。大成功」と喜ぶ。「これからもどんどん売り上げを伸ばし、三朝温泉の盛り上げや観光客増加に一役買いたい」と力を込めた。