北栄町の中央高等学園専修学校が、山梨県富士吉田市の富士北麓公園などで開かれた「全国高等専修学校体育大会」のフットサルでベスト4入りを果たした。
同校は昨年の優勝校で、2連覇を目指して体育の授業を中心に夏休みも登校して練習を重ねた。大会には、昨年の優勝経験者4人を含む8人で出場した。
予選リーグは1位通過したが、決勝トーナメントで優勝した富士陽光学園(静岡県)と対戦。1対2で惜敗したが、主将の入江歩さん(17)は「たくさんの人への感謝を忘れず、相手チームには尊敬することをチームの目標として挑んだ。悔しい結果になったが、とても良い経験ができた」と話した。
兼田丈弘監督は「体育と夏休みの練習だけでこれだけ仕上がったのかと驚かれた。生徒の表情、行動、言動から、勝ちを積み重ねることで自信を付けていったことがよく分かった」と健闘をたたえた。