自然科学を楽しく学べる「夏休み自然科学展」が、倉吉博物館で開かれている。星空や植物の写真、昆虫標本など、さまざまな角度から自然に触れられる展示となっており、親子連れらでにぎわっている。25日まで。
今展では、天体、昆虫、植物、鉱物、鳥、魚の6分野を紹介。天神川を泳ぐ魚を生息域や食性ごとに分類した生体展示のほか、アフリカやヨーロッパに生息する色鮮やかな昆虫の標本などが並び、来場者は熱心に見入っていた。
同館の松田隆平学芸員は「身近なものから海外のものまで多角的に自然の不思議が発見でき、大人も子どもも楽しめる展示。夏休みの思い出にぜひ」と来館を呼びかけている。
18日午後1時半から、鉱石を手に取ってルーペで観察できる関連イベント「石の不思議!」が開かれる。