香港チャーター便到着 米子鬼太郎空港 知事ら歓迎 定期便に使う同型機材で

 10月の米子-香港間の定期便就航を前に、香港国際空港からのチャーター便が17日、境港市の米子鬼太郎空港に到着した。香港の大手旅行会社EGLツアーズが企画し、定期便を就航する航空会社「グレーターベイ航空」の機材を活用。チャーター便利用客を関係者が空港で出迎え、訪日客の増加に期待を込めた。

 チャーター便は同日と22日に米子-香港間を計2往復する。定期便と同じB737-800(188人乗り)を使用。香港からの初便は120人が搭乗し、搭乗率は63・8%だった。米子空港では平井伸治知事や伊達憲太郎市長らが記念品を手渡して歓迎した。

 一行は22日まで滞在し、県内外の観光地をツアーや個人で巡る。利用客は「ゲゲゲの鬼太郎」の着ぐるみと記念撮影し、バスやレンタカーで県西部や松江市の宿泊施設に移動した。

 友人ら5人で訪れたクリスティーナ・ヨンさん(50)は「日本には20回以上来ているが鳥取は初めて。6日間とも県内に滞在する予定で、温泉や和牛、海産物が楽しみ」と話した。

 米子-香港定期便は10月27日から週3往復就航する予定。平井知事は「速いスピードで定期便が実現できたので、ぜひリピーターになってもらえれば」と話した。

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