鳥取県内の多くの学校で夏休みが終わり、授業が再開された。国などが行った調査などで、長期休み明けは子どもの心が不安定になりやすいことが示されており、不登校なども増える傾向にあるという。専門家は「子どもが一人で抱え込まないよう、小さなSOSを見逃さず心に寄り添うことが大事」と呼びかける。
いじめや不登校、子育てなどの教育相談に応じる県教委事務局いじめ・不登校総合対策センター(鳥取市湖山町北5丁目)によると、県内の小中学校の不登校児童生徒数は増加傾向にあり、2022年度は1369人で、21年度から316人増加している。