中華航空の子会社で格安航空会社(LCC)の「タイガーエア台湾」(台湾)が29日、米子鬼太郎空港(鳥取県境港市)と台湾・台北近郊の桃園国際空港を結ぶ週2往復の直行便を、来年1月中旬から就航させると正式に表明した。毎週火、金曜に運航し、機材は「A-320」(180人乗り)を使用する。同日、同社を訪問し直行便就航を要請した平井伸治知事に陳漢銘会長が伝えた。
陳会長は「路線就航に自信を持っており、当面冬ダイヤ(来年3月29日まで)便での就航を実現したい」と述べた。県によると、当初は定期チャーター便などでの運航となる可能性もあるが、週2往復のサイクルで運航されるため、実質的な定期路線の形となる。