復旧を町とともに支援 平井知事、突風被害地視察

 鳥取県の平井伸治知事は1日、住宅の一部破損や旧鶏舎の全壊など8月27日に発生した突風で被害を受けた伯耆町立岩地区と台風10号がもたらした大雨により、31日にのり面から土砂が流出した県道倉吉赤碕中山線(琴浦町山川)を視察し、復旧を支援する考えを示した。

 伯耆町では、倒壊したビニールハウス1棟と全壊、半壊した旧鶏舎3棟を視察。旧鶏舎の所有者で片付け作業をしていた金沢利正さん(89)や視察に帯同した森安保町長らから当時の様子や被害状況を聞き、風の強さを推し量った。

 平井知事は「大変な力で破壊されたという印象で、県としては竜巻が発生したと見ている。復旧作業が円滑に進んでいくよう、町と力を合わせて乗り越えていきたい」と述べた。森安町長は「危険な箇所の修繕や災害廃棄物の処理に町の制度を活用し、復旧を支援したい」と話した。

 琴浦町では被害状況や復旧作業の進行を確認。環境省と相談しながら復旧を支援していく方針を明らかにした。

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