独特の手法で北海道を撮影 倉吉で山本さん写真展

 湯梨浜町中興寺の山本清寛さん(74)の写真展「Good days 2022 2ndQ」が倉吉市宮川町のコミュニティプラザ百花堂で開かれている。北海道の海や湖、山を山本さん独特の手法で撮影した柔らかな光をまとった風景写真が来場者を楽しませている。15日まで。

 昨年5月、北海道北見市など東側を中心に2週間滞在して撮影した。はがき大からA4サイズまでの23点を展示。愛用のフィルムカメラで開放絞り値の小さい明るいレンズと低感度フィルムを使って撮影。ピントが合ってないような不思議な作品が並ぶ。

 オホーツク海や根室市の灯台、草原に並ぶ木立、摩周湖を山の上から写したものなど、自然光を活用したソフトな作品ばかり。

 山本さんは「もっと自由に、のびやかにと思いを込めた。自由に見てほしい」と話した。

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