【香港雨傘運動10年】一発の催涙弾、変えた人生

逮捕・亡命、続く闘い

  •  2014年10月、「雨傘運動」が続いていた香港で取材に応じる郭少祺さん。足元には自ら折り紙で作ったデモのシンボル「黄色の雨傘」が積み上げられていた(共同)
  •  2014年9月28日、香港で催涙弾の白煙に包まれるデモ隊(共同)
  •  2014年10月、「雨傘運動」が続いていた香港に飾られた折り紙の黄色い雨傘(共同)
  •  ロンドンで開かれた香港民主化を求める集会の会場に張られたメッセージ。「自由のために闘おう」などと書かれている=22日(郭少祺さん提供、共同)

 一発の催涙弾が人生を変えた。香港大規模民主化デモ「雨傘運動」発生から28日で10年。親中派だった男性は、デモ初日に警察が撃った催涙弾のガスを浴び「目が覚めた」。運動に参加したが、代償は大きかった。逮...

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