カオスの中で変幻自在さを磨く 国際通年企画「橋を渡す」(6)(フィジー)

五輪連覇ラグビー強国の源流 伝統儀式でチームの結束固める

  •  アルバートパークでラグビーの試合に興じる若者たち。ブーラ(中央)が黄色のボールを持って疾走した=2024年10月、スバ(撮影・ブルース・サウスウィック、共同)
  •  練習後の夕方に行われた「ロトゥ」で聖歌を斉唱するラグビー7人制フィジー代表の選手たち=2024年10月、スバ(撮影・ブルース・サウスウィック、共同)
  • フィジー・スバ
  •  足場の悪い空き地でタッチラグビーに熱中する少年たち。独特の感覚が磨かれる=2024年10月、スバ(撮影・ブルース・サウスウィック、共同)
  •  取材に応じるラグビー7人制フィジー代表のオセア・コリニサウ監督(右)。「神に帰依し、どんな困難も乗り越えてこられた」と語った=2024年10月、スバ(撮影・ブルース・サウスウィック、共同)

 フィジーの首都スバのアルバートパーク。ピッチ2面分ほどの広場で、100人を優に上回る若者たちがラグビーに興じていた。よく見ると、その半数以上が1個のボールを追っている。めまぐるしくパスが回り、人の波...

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