人間の考え及ばない海で

 最善尽くし、自然に委ねる【生き抜く】「ホタテ漁」

  •  漁協前に停泊するホタテ漁船。鉄の爪で海底をひっかき、ホタテが網に入る。沖野平昭は頑張っている漁師たちに感謝している、と話した=2024年8月、北海道猿払村(撮影・今里彰利)
  •  手作業で処理される大量のホタテ。ベトナム人従業員の沖野の印象は「面接を受けたときからずっと優しい」=2024年8月、北海道猿払村
  •  漁を終え、翌朝の出漁を待つホタテ漁船=2024年8月、北海道猿払村
  •  宿舎で記念写真に納まるベトナム人従業員=2024年8月、北海道猿払村
  •  

 白くつやつやと輝くホタテの貝柱がコンベヤーいっぱいに並ぶ。食欲をそそる匂いが広がる。北海道猿払村のオホーツク海に面した加工場で、ベトナム人従業員らが貝柱の周りの部分を取っている。それを見守っていた猿...

残り 2179 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事