多様な価値観触れる CHA3プログラム 美保中生と住民ら交流

 鳥取県と県内各市町村の教育委員会によるふるさと・キャリア教育推進事業「CHA3(チャチャチャ)プログラム」が、米子市大篠津町の美保中で実施された。同校3年の生徒と島根大、YМCA米子医療福祉専門学校の学生、地域住民ら83人が参加し、6~7人ずつのグループに分かれて6種類のテーマについて膝を交えて語り合った。

 同プログラムは、中学生が地域の人たちや大学生と出会い、多様な価値観に触れることで生き方や働き方を学び、目標に向かって挑戦する態度を養うことを目的に2019年度から実施されている。

 参加者はグループごとに円になり、テーマに沿って自分の意見を発表。「どんな大人になりたい」というテーマでは「探求心を持つ」「好きなことを全力で楽しむ」「相手も自分も大切にできる」など自分なりの答えを書いたボードを見せ合って互いの意見に耳を傾けた。

 参加した財原尚大さん(14)は「自分の意見を温かく受け止めてもらえた。大人から今までの経験やアドバイスを聞くことができたので、これからの人生の糧にしていきたい」と話した。

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