鳥取砂丘を含む山陰海岸ジオパークエリアの自然を守る秋の一斉清掃が6日、鳥取市内四つのエリアで行われた。鳥取砂丘では、砂丘をハロウィーンで盛り上げる鳥取県の「鳥取ハロウィン聖地化プロジェクト」の一環で、参加者の一部が仮装して作業した。
鳥取砂丘美化運動協議会が1980年から毎年春と秋に実施。秋は清掃範囲をジオパークエリアにある同市内の海岸に広げている。この日は約70団体、2500人が参加した。
このうち鳥取砂丘での清掃活動には、魔女の衣装や三角帽子を着用したり、アニメキャラクターやカボチャのかぶり物をしたりと、思い思いの仮装をした約150人も加わり、木の枝やプラスチックごみなどを拾い集めていた。
清掃を応援しようと、特製の三角帽子とマントを着用したとっとりふるさと大使のポケモンキャラクター「サンド」の着ぐるみも登場。作業後には参加者と一緒に記念撮影をした。
イオンチアーズクラブとして参加した湖東中2年の中川小梅さん(13)は「地域のために清掃ができて良かった。ハロウィーンの仮装も面白かった」と話した。