重粒子線30年で4万人超

がん治療、拡大も患者偏り 小型化や低コスト化課題

  •  QST病院の重粒子線治療室。患者は中央の台の上に横になる。上部の白い装置が患者の周りを動いてビームを照射する=7月、千葉市
  •  患者にビームを照射するための装置=7月、千葉市のQST病院
  •  QST病院にある「加速器」の一部=7月、千葉市
  •  QST病院の重粒子線治療施設
  •  国内の重粒子線治療施設

 放射線を使ったがん治療の一種「重粒子線治療」が1994年に国内で始まってから30年余りが経過し、治療を受けた患者は延べ4万人を超えた。国内の施設は計7カ所に増え、治療件数は増加傾向にある。ただ、治療...

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