魅力発信手法考える クリエイター創出でセミナー

 地域の魅力発信についてクリエイターの視点から考えるセミナー「Rethink Creator PROJECT」が、鳥取市民交流センター(同市幸町)で開かれた。市内の大学生や社会人計20人が4班に分かれ、商店街の写真素材を題材にポスター制作に挑戦した。

 全国各地で地域に根付いたクリエイターの創出を目指すクリエイターズマッチ(東京都渋谷区)が主催し、日本たばこ産業(JT)が協賛して実施。米子市のデザイナーらが講師を務めた。

 参加者は、現象や心理、物語など自由で柔らかい情報を意識して伝えることで印象的な表現になることなどを学んだ。

 ワークショップでは、六つの道路が行き交う複雑な円形交差点「瓦町ロータリー」の魅力発信について考える班が「ペーパードライバーに向けて発信したら面白いのでは」などとユニークな案を出し合っていた。

 鳥取大4年の野間嵩央さん(21)=兵庫県たつの市出身=は「SNSを使った地域の情報発信に興味があり参加した。伝えたい対象を具体的に絞ることで、より味のある表現になると知った」と話した。(竹内涼子)

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