市民ら220人が清掃活動に汗 弓ケ浜公園周辺海浜エリア

 米子、境港両市にまたがる美保湾と弓ケ浜の環境美化や環境問題を考える「シーサイドクリーンアップ弓ケ浜2024」(両市共催)が5日、米子市両三柳の弓ケ浜公園周辺の海浜エリアで行われた。市民ら約220人が清掃活動に汗を流し、環境問題を考えるワークショップも開かれた。

 同活動は2021年から両市持ち回りで開催。開会式には米子市の伊木隆司市長と境港市の伊達憲太郎市長が出席し、両市共通の地域資源の保全を訴えた。

 参加者はごみ袋を手に海浜エリアのごみを分別して回収。流木やプラごみなど約500キロ分を拾い集めた。親子で参加した境港市小篠津町の自衛隊員、畠山克仁さん(35)と小学2年の蒼太さん(8)は「たくさんのごみがあった。ごみの分別には、日ごろから注意して過ごしたい」と話した。

 清掃後に同公園内で開かれたワークショップ「日産わくわくエコスクール」は、両市と電気自動車(EV)の活用などで連携協定を結ぶ日産自動車(横浜市)と日産プリンス鳥取販売(鳥取市)が次世代に向けた取り組みとして企画。約30組の親子が参加し、EVの給電デモや使用済みのペットボトルのふたから再生された手のひらサイズのEVモデルカーの走行実験などを通して、エコ活動への理解を深めた。

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