松田凌、30年後の自分が会いにくる 映画「追想ジャーニー リエナクト」

  •  松田凌。「僕自身は過去に戻ってやり直したいとは思わない。後悔はあるけど、それも含めて人生」
  •  映画「追想ジャーニー リエナクト」で主演を務めた松田凌
  •  映画の一場面((C)映画『追想ジャーニー リエナクト』製作委員会)

 俳優の松田凌が、映画「追想ジャーニー リエナクト」(10月18日公開)で主演を務める。執筆に行き詰まった脚本家が催眠療法で「30年前の自分」に会い、売れる脚本家に導こうと試みる物語。松田は「過去は変えられないけど、逃げずに向き合うことで今の自分に必要なものが見えてくる」と話す。

 松田が演じるのは、劇団で脚本を書いていた若き日の主人公・横田雄二。渡辺いっけい演じる30年後の自分から「将来、つまらない話しか書けなくなる」と告げられてショックを受ける。

 若き横田は「独り善がりな情熱で仲間を振り回していた」と松田。人と人のドラマを描く脚本家が「周囲の人をないがしろにしていたら、良いものは作れない」と指摘する。過去に戻ってそのことに気付き、身近な人との関係を考え直す横田の姿から「観客の皆さんも何かを感じ取ってもらえると思う」と語った。

 共演の渡辺について「ずっと憧れていた先輩。同じ人物の役と聞いて、うれしいと同時に緊張した」と明かす。役作りのため、2人で話し合って横田の「癖」を決めたという。「考える時、拳でこめかみを小突く。同一人物ならではの共通点として楽しんでほしい」

 映画やドラマに加え、近...

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