衆院選投開票前の最後の日曜日となった20日、鳥取2区では届け出順に立憲民主党前職の湯原俊二(61)、自民党前職の赤沢亮正(63)、共産党新人の福住英行(48)の3候補の陣営が舌戦を展開した。石破首相の“最側近”と野党2候補が対決する構図の同2区。赤沢氏の先行を伝える報道各社の調査に危機感を強める湯原氏は、石破政権の経済政策を疑問視し政権交代の実現を力説。赤沢氏は遊説先の岡山市で、引き続き石破政権の中枢を担い政策を前進させると訴えた。福住氏は石破政権の安全保障政策を問題視し、自民党政治からの決別を主張した。