メダカ新品種も展示 27日 夢みなとタワーでフェス

 200種類以上のメダカを紹介するイベント「俺たちメダカ族ドフェス」が27日午前10時半~午後3時、境港市の夢みなとタワーで開かれる。珍しい新品種などが出品される。

 メダカの品種改良に取り組む石倉仁美さん(50)=同市外江町=が企画。新品種は石倉さんが2年前、側面が青く光るオリジナル品種「幻想」同士を掛け合わせ、突然変異的に生まれた。

 黒い色素が吹き出るように体に広がるのが特徴。ユーチューブで紹介したところ、メダカ愛好家から「珍しい」と大きな反響があった。石倉さんは「年間1万匹のメダカを生産しているが、黒い色素が拡張する個体が現れたのは初めて。品種を固定化できる可能性もあり、名前を付けて広めたい」と話す。

 県内外のメダカ愛好家がメダカを展示販売するほか、メダカすくいや飲食ブースなどがある。(堀田裕史)

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