「鳥取すいか」37億円突破報告 JA鳥取中央 知事、協力継続を約束

 鳥取県のJA鳥取中央管内で生産された本年度の「鳥取すいか」の販売額が37億円を突破し、同JA関係者が23日、平井伸治知事を表敬訪問して支援への感謝を述べた。

 「鳥取すいか」は倉吉、北栄、琴浦、湯梨浜の1市3町の265・3ヘクタールで栽培。本年度は1万4726トンを出荷し、24年ぶりに37億円を超える37億829万円を販売、1キロ当たりの単価は過去2番目に高い252円を記録した。

 県庁を訪れた生産部の代表者らが今年の生育状況を説明し、新規就農者が5年間で約70人に上ったことなどを報告。同JAの上本武組合長は、平井知事のトップセールスに対する感謝を伝え、「2年後には販売額40億円を達成したい」と説明。継続的な支援を求めた。

 平井知事は「今年のスイカも甘くておいしく、市場でも文句ない評価だった。これからも皆さんと一緒に売り込んでいく」と支援を約束した。

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