社会福祉法人みのり福祉会(村田速実理事長)のみのり保育園(倉吉市西福守町)と西倉吉保育園(同市西倉吉町)の年長児計25人が24日、同市国分寺の田んぼで稲刈りに挑戦した。園児らは黄金色に実った稲穂を丁寧に刈り取り、収穫を楽しんだ。
稲作体験は、食育の一環として両保育園が合同で実施。毎年、近くに住む小谷英明さん(45)が田んぼを提供している。
この日は、今年6月に田植えをした約6アールで稲刈りを体験。稲の倒伏があったものの、園児らは大きく育った稲穂を鎌で一株ずつ手刈りした。佐々木祐守ちゃん(6)は「稲を切るのが楽しかった」と笑顔。清水柚衣ちゃん(5)は「おいしく食べたい」と話した。
収穫したコメは、給食でおにぎりにして味わう予定にしている。