人気アニメ「ポケットモンスター」ファンで知られる俳優の本郷奏多が、東京・麻布台ヒルズのギャラリーで開催の展覧会「ポケモン×工芸展」オープニングセレモニーに登場した。
ポケモンをモチーフにした陶器や木工、染め物の展示について「とっつきやすく、楽しみながら見られた。ポケモンが好きな方が来て後悔はしない。自分のお気に入りの作品を見つけてほしい」と呼びかけた。
彫金作家吉田泰一郎さんが銅や七宝焼で作った像「ミュウツー」は見どころの一つ。本郷は「金属のパーツ一個一個のモチーフにニョロゾやジュラルドンがいる。作品を引きで見た印象と(近くで)じっくり見た印象が違います。丁寧に作られていることに感動しました」と話した。
特に興味を引かれた技法は貝殻の内側の輝く部分を漆器などにはめ込む「螺鈿」。ユーチューブで趣味の世界を配信していることから「『螺鈿やってみた』という動画をいつか撮りたいですね。自分のこだわりを突き詰められそうです。工芸シリーズの再生リストを作りたいと思います」と意欲的だった。
展覧会は11月1日から来年2月2日まで。