お笑いコンビ「銀シャリ」橋本直の初エッセー集「細かいところが気になりすぎて」(新潮社・1650円)の刊行記念トークイベントが東京都内で開かれ、橋本と、親交の深いお笑いトリオ「パンサー」向井慧が登場した。
エッセーの全20編では「携帯電話の機種変更」などささいな出来事をネタに、橋本の「細かいところ」へのこだわりと持ち前のツッコミがさく裂。橋本は「本を買っていただけるのはうれしい。愛すべき日常を書いています」と笑顔を見せた。
向井は橋本を「違うタイプの芸人だけど、魂が共鳴する」と言う。「これぞ銀シャリ・橋本というものがぎゅっと詰まっている。ツッコミがうるさいなーと思いながらも面白くなって、あっという間に読んでしまいます」と絶賛した。
橋本は「いざ本になるとほっとしました。でもまた書きたくなるんです。書き手としてのさがですね」と続編に意欲も。来場者に「映画化、どうですかね?」と問いかけると、向井から「謙虚なわりに厚かましいですね」とツッコまれていた。