4日に鳥取市のとりぎん文化会館で開催する「とっとりチェンバーオーケストラ第5回定期公演」(鳥取県文化振興財団主催、新日本海新聞社特別後援)のリハーサルが1日、倉吉市のエースパック未来中心で行われた。本番を前に、メンバーらの練習に熱が入っている。
同楽団は、鳥取県にゆかりのあるプロ奏者で構成された室内合奏団。年1回の定期公演や親子で楽しめる「キッズコンサート」、県内の小中学校を訪れる「学校訪問コンサート」など幅広く活動している。
今回は若手バイオリニストの服部百音さん(25)をゲストに迎え、ヴァスクスやピアソラなどの名曲を披露する。倉吉市出身のバイオリニスト、山田美怜さん(46)は「オーケストラは内輪で作り上げることが多く、服部さんと一緒に演奏できるのは私たちにとっても新鮮で刺激的」と笑顔を見せる。
コンサートマスターを務める服部さんは「知られざる名曲の数々をお届けできたら。クラシック音楽の面白さを全身で味わってほしい」と来場を呼びかけた。