「第10回日本海新聞・児童生徒新聞感想文コンクール」(新日本海新聞社、日本海新聞販売店会主催、鳥取県教育委員会後援)の表彰式が2日、倉吉市上井町1丁目の新日本海新聞社中部本社で開催され、各入賞者に賞状と副賞が贈られた。
表彰式には、小・中・高校生の3部門の入賞者(最優秀賞、優秀賞、優良賞、審査員特別賞、優秀学校賞)と保護者ら合わせて約40人が出席した。
新日本海新聞社の吉岡徹社長が「世の中の出来事を知ることでより豊かな人生になる。少しずつでも新聞を読んで感性を磨き、自ら考える習慣を身につけてほしい」とあいさつ。販売店会の藤岡敏治会長、中松真弓副会長と共に、各入賞者に賞状と副賞の図書カードを手渡した。
作品を審査した井上昌之編集制作局長が「自身の体験や考えを伝えたいという説得力のある作品が多かった。今後も新聞を読んで感じたことを身近な人に伝えてほしい」と講評した。
入賞者を代表して、高校生の部で最優秀賞に選ばれた河野向日葵さん(湯梨浜学園高2年)が「人の手で書かれた文章は読み手を動かす力がある。普段から新聞を読んで、自分の思いを発信する努力を続けたい」と謝辞を述べた。
今コンクールには、3部門で計528点の応募があった。(松田博美)