北島三郎が新曲熱唱 歌の祭典、米寿祝う

  •  コンサートに登場し、出演者に囲まれながら歌唱する北島三郎(中央)=東京都八王子市
  •  コンサートに先立ち取材に応じた北島三郎=東京都八王子市
  •  コンサート前の取材に応じた(前列左から)藤あやこ、細川たかし、北島三郎、美川憲一、瀬川瑛子(後列左から)白川裕二郎、岩永洋昭、後上翔太、酒井一圭、山川豊、鳥羽一郎、福田こうへい、三山ひろし=東京都八王子市

 スペシャルコンサート「令和・歌の祭典2024」が東京都内で開かれ、歌手の北島三郎や細川たかし、美川憲一、瀬川瑛子らが登場した。約1年4カ月ぶりにファンの前でマイクを握った北島は、椅子に座って新曲「東京の空」を熱唱。会場は大歓声に包まれた。

 コンサートに先立ち取材に応じた北島は「毎回お客さまに喜んでもらえるような歌を歌おう、これだけです」と意気込み、今後の目標を聞かれると「定められた命の続く限り(歌手の道を)歩いて行きたいですな」と語った。

 後半は10月に88歳の米寿を迎えた北島を祝うステージ。細川が「なみだ船」、三山ひろしと純烈が「函館の女」、美川らが「与作」を歌った。藤あや子は北島が作詞作曲した「女がひとり」で客を楽しませた。

 北島が「もしかしたらもうこんなふうに舞台に立つことはないかもしれない」とこぼすと、客席からは「そんなことないよ!」と力強い声援が飛び、「本当に温かいご声援をありがとうございます。またこの大勢で皆さんに会いたいと思います」とほほ笑んだ。

 最後は大ヒット曲「まつり」を全員で熱唱。演歌の大御所を盛大な拍手が包んだ。

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