米子市の皆生温泉で3日、温泉街を歩いて楽しんでもらう周遊型イベント「うごくまちぐるぐるかいけ」(カイケラボ主催)が開かれた。午後から夜にかけて温泉街のあちこちに屋台やビーチスポーツ体験などのイベント会場が設けられ、観光客や市民らでにぎわった。
「歩いて楽しい皆生」を掲げ、未利用地などで飲食店の出店や体験型の催しを行う恒例の企画。今回は温泉街の4カ所にコーヒーや軽食など計約15店舗が出店し、砂浜にはビーチテニスなどの体験コーナーが用意された。
同市皆生温泉4丁目の皆生海浜公園ではDJブースが設けられ、軽快な音楽が流れる中で、来場者が食べ歩きなどを楽しんだ。
スタッフの一人、小西正剛さん(47)は「いろんな人に楽しんでもらえるよう多彩なイベントを毎回用意している。皆生の良さを体感し、次も訪れたいと思ってもらえるきっかけになれば」と話した。