自衛隊に依存、描けぬ未来

「安保の最前線」への疑問【生き抜く】「国境の島」

  •  牧草の生い茂る牧場で牛の世話をする小嶺博泉。後方の山上に見えるのは自衛隊が設置したアンテナ群=2024年9月、沖縄県与那国町
  •  与那国島では夕日が沈むのは海ではなく110キロほど先にある台湾の島影だ。この日は雲の下にその姿が見られた。左上は日本最西端の西崎灯台=2024年9月、沖縄県与那国町
  •  山の上に設置された自衛隊のアンテナ群=2024年9月、沖縄県与那国町
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 「オーラ、ホーラ」。沖縄県・与那国島で畜産農家を営む小嶺博泉(こみね・ひろもと)(53)が、餌の入ったバケツを手に呼びかけると、生い茂った草木の中から次々と牛たちが現れる。「それぞれに個性があって、...

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